つー - 缶のナカミ。２缶目。

銀魂実写二作目見てまいりました。
続きからいつも通りのざっくり感想ですよ。

冒頭。まさかのBGオンリー。昨年の邦画１位だったってのもつい最近知ったんですが、菅田くんが日本アカデミー賞獲ってたってのはあの一連の流れで知りました。すっごい名誉な賞だと思うんですが、それすらもネタにしちゃうのか……（笑）
BGオンリー終わって改めてワーナーの流れて始まるのかと思ったらヅラの映画泥棒……ってこの流れにすごい既視感がありすぎてwwwww
今回ちょいちょいアニメとかアニメの劇場版を思い出す部分とか前作の天丼とかがあったよね…。
勿論これだけでも楽しめるとは思いますが、前作見た人は更に楽しめるというか。
キャスト陣がキャラクターをしっかり作り上げる中、佐藤二朗とムロツヨシはなんというか、うん。そのまんま。
でも福田組におけるこの二人はそれで良いと思うよ。
勝地さん昔から割と好きな役者さんなんですが……結婚公表した直後に全国の劇場で流れる仕事がこれかぁ……（笑）って思うと大変だなーって思うと同時にそれはそれで美味しいよなってちょっと思いましたよね。
とりあえずキャバのシーンは銀さんの雄っぱいがすっっごい気になったんですが、パンフ読んでたらこの辺それぞれに色々工夫があったそうなので次見に行くことがあればその辺を改めて確認したいなと思いました。
今回の柱になるお話が『真選組動乱篇』てことで、原作を多少アレンジしながら真撰組と万屋の日常が代わる代わる描かれてたんですけども正直それがちょっとテンポを悪くしてた様な気はするなー…と。
けどよくよく考えると、そうやって代わる代わる描くことで『万屋とついでに松平のとっつぁんと将ちゃんがアホみたいな日常』を送る裏で『真選組が徐々に崩壊しつつあった』ってのを表わしてたんだろうなぁと。
まぁそう思った上でもテンポとしてはやっぱ１作目のがよかったかなとは思うんですけども。
パンフ情報によると、前作撮影初日に2作目つくろうってなったそうですが、今回はなんというか『３作目あるかわからねえからやれることとりあえず詰め込んどこう』っていうお祭り感というか爪跡残そう感が前作よりもすごい。
原作から拾い上げてきたエピソードの濃さもだけどパロディのギリギリっぷりもひどい。
特に前作でも色々ギリギリのパロディやってた源外が今回もギリギリ。
終盤のあれとかもう『去年ジ○リに怒られなかったし邦画１位獲っちゃったので調子に乗ってまたやってみました』としか思えない。
勿論リスペクトあってのパロディの数々で、ある程度の許可もちゃんと取ってる…っぽい（参考：スタッフロール）んですけども。『大丈夫なのこれwww』って見てるほうがハラハラするくらい振り切ってこその銀魂だと思うんですけどもそれでもやっぱり心配になるwww
前作のアクションシーンも派手でしたが、今回のアクションシーンは更に派手
列車と江戸城で同時進行するアクションの繋ぎ方が、漫画ではよくある手法なんですが『あ、実写でそう表現してきたかー』と。
映像の見せ方としても面白いと思いますし、状況の混乱ぷりが際立つ際立つ。原作と違って場所更にバラけてるもんね。
ってまぁこんな事言っておきながら映画には詳しくないので他の映画でもやってるのかもだけど。
総悟の例のシーンアニメでも原作でもめちゃくちゃ好きだったのでそこをしっかり再現していただけたの、吉沢君も相当意識したそうなんですけどもほんと感謝しかない……
高杉剛は今回も美しかったです。まぁ半分くらいそのために観に行ってたしね！！
ありがとうございます。もし３作目があったら３作目もよろしくお願いいたします。
そういや、銀さんの過去が明らかになった今だからこそ台詞の端々に改めて考える部分がちょっとあったりしたので原作読み返したいなって思いました。
ところでエリザベス。あなたいつ飛べるようになったの……（原作にはなかったと思うんですが、それでもエリザベスなら飛べてもおかしくないって思えるからある意味卑怯だわ（笑）
前作の『ビー●ボーイズっぽい銀さんの歌』も、今回の『踊る大●査線ぽいエンディング』もネタとしてはやっぱギリギリだし若い子元ネタわかんねーよwwwwってなってたんですが、思えば『原作初期からリアルタイムに読んできた世代ならわかる』っていうネタだったんだなって思いました。

ざっくりって良いながら色々書きましたけど、機会さえあればパンフでのそれぞれのコメントを頭に入れた上でもう一度、できるならお酒飲みながら深夜のノリで見たいよね……
まぁそうなると円盤出るまで待つしかなくなるんですけども（笑）
とかいってたらキャスト陣による副音声上映が始まったとかだそうで。副音声っていうか要はオーコメだよね。これは……観に行くフラグになるのかなぁ（笑）